去勢・避妊手術

去勢について

去勢を行うことにより、将来高齢犬になったときにかかりやすい疾患の予防をすることができます。

前立腺肥大の予防になることは広く知られていますが、前立腺肥大や肛門周囲線種になると悪性であるガンが見られますので、前立腺肥大と肛門周囲線種の予防が最大のメリットになるでしょう。

犬の去勢・避妊手術 この他にも、睾丸腫よう、会陰ヘルニアなどの予防になります。いずれの疾患の発生率は比較的高いものなのですが、若い頃に去勢を行っていると発症する可能性の少ないものなのです。疾患の予防の他に、足を上げて排尿をする前に去勢した場合は、マーキングや排尿時の足上げをしない犬になります。成犬で去勢を行った場合、このマーキングや足上げ行為はなくなるとは言い切れません。犬によってはそのままだったりやらなくなったりします。性格も、生後5〜6ヶ月で去勢を行った場合は(この時期に去勢するように進める獣医が多い)、子犬の頃の性格がそのまま残ったりします。


去勢費用

動物病院に問い合わせてみると料金を教えてくれるところがほとんどです。犬の大きさによってかかる費用は変わってきますが、雌の避妊よりも雄の去勢の方が、若干料金が安いのが普通です。

小型犬、中型犬、大型犬で料金も変わってきますし、入院する日数によっても値段は変わります。安い値段の病院もありますし、高い病院もあります。周りの去勢経験者から情報を集めてみるのもいいでしょう。


避妊について

犬に避妊の処置をすると乳腺腫よう、子宮蓄膿症、卵巣腫ようなどの疾患の予防になります。

子宮蓄膿症は発症率の高い疾患で、子宮の中に膿がたまってしまうというものです。出産経験のない7歳以上の雌犬で、ヒート後1ヶ月ほどで発症するものが多いのが特徴です。進み方の早いものだと2週間以内に腎不全を起こし、命を落としてしまいます。

避妊の処置を受けている雌犬はこの疾患の心配がありません。避妊の処置をしていなければ必ずかかる疾患というわけではありませんが、処置をすることによって子宮蓄膿症は100%なることはありません。避妊のオペの方法は病院によって子宮だけを摘出する場合と、卵巣と子宮の両方を摘出する病院があります。後者の場合は卵巣腫ようの予防になるとはいえません。避妊を受けようと思ったらどのような方法で避妊が行われるのかをきちんと確認すべきです。


避妊費用

避妊の費用は雄犬同様、犬の大きさによって変わってきますが、開腹するためにどうしても雄犬よりも時間も金額もかかってしまいます。

避妊に一番適している時期は5〜7ヶ月の間とされていますが、中には始めてのヒートを向かえた後のほうがいいとする獣医師もいます。手術代は病院によって幅がありますが、大体 2〜3万くらいが平均的な料金になります。あらかじめ金額の確認をしておきましょう。

去勢・避妊手術のご相談は動物病院で